【CL Review】 「幸せな一人ぼっち」

涙 久しぶりに泣いた、心温まる映画 うっとり
これは映画館で見てほしい
手!

 

昨秋、当twitterにフォローしてくれたアカウントがありました。
アカウントのヘッダーはこの写真。
タイトルは「幸せな一人ぼっち」。
この強面に、ホッコリしたタイトル― しかもスウェーデン映画。
このギャップに期待高まり、公開日に見てきました。

 

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この顔になるにはわけがあった。
もともとまじめな性格だったが、年齢を重ねるごとに周りにも厳しくなり、

ルールを守らない近隣に怒りまくり、いつの間にか孤独に・・・。
重ねて最愛の妻に先立たれ、長年勤めた会社もクビになる。


もはやこの世に未練はなく、妻のもとに旅立とうと自殺を図るも、
向かいに越してきたペルシャ人妻がいる若い家族にことごとく邪魔をされ、

なかなか死ねない・・・。
しかし、彼女とかかわっていくうちに彼の心がほぐれていく・・・!!

物語は彼の波乱に満ちた人生を交えながら進んでいきます。
最愛の妻がどれだけ最愛だったかもわかります。
若かりし日の彼の妻は太陽のような人。
演じた女優さんは正に適役 手
彼女の笑顔が涙を誘うのです 涙
またお向かいのペルシャ人女性との友情は、
現在の難民問題を少し意識させます。

本当にしつこいようですが、映画館で見てほしい。
よそ見することなく、大きなスクリーン(渋谷は小さめでしたが)で

映画だけの空間で見ていただき、この暖かくなる気持ちをシェアしたいです。

 

 ネコもいい味出してます猫の手

 

 ■ A D ■

 

 

 

 


【CL Review】「ハロルドが笑うその日まで」

 

 
久しぶりの「北欧映画+恵比寿ガーデンシネマ」というナイスなコンビネーションでスウェーデン映画「ハロルドが笑うその日まで」を見てきました。

ノルウェーでこだわった商品を扱う小さな家具屋を長年営んできたハロルド。
ある日、彼の店の目の前にあのIKEAがオープンし、閉店に追いこまれてしまう。
更にそれを機に愛する妻も失い、怒りの矛先はIKEAの社長に。
社長を誘拐し、復讐を果たすため、愛車(?!)に乗ってスウェーデンに向かう。
旅の途中に様々な人に出会いながら、目的の社長にも遭遇。
閉店に追いやったのはIKEA、ポンコツの愛車はSAAB。
スウェーデンへの皮肉が込められながらも、スウェーデンでの出会いで新たな方向へ。
国やビジネスレベルだと不満や怒りも募りがちだが、いち個人として向き合うと、その思いは徐々にいやされていく・・・。
コミカルで、温かい、いい北欧映画をまた見ることができました。
映画     映画     映画
再オープンしてから初めての恵比寿 映画
それまでなかなか見たい映画がなくて、待っていたらもうオープン1年目。
まずは、「よくぞ戻ってきてくれました! 拍手
覚悟して戻られたのか、鑑賞環境は”マッチ・ベター”手手手
どっしりとした、落ち着いた色調で、入った瞬間にコーヒーのいい匂い コーヒー
コーヒー好きではないのですが(ティーポット)、なぜか落ち着く匂いです。
化粧室に映画スターのポートレートなんかがあったりして、
細部にまで気を抜いていない感じです。
何より、椅子 座席シートがゆったりして、心地いいっ キャー !!
こういう空間での鑑賞は映画館でなくては味わえません。
ミニ・シアターはブロック・バスターとは違う、真の映画好きが行くところ
(「意見には個人差があります」)。
最近は自宅でも大スクリーンで見ることができますが、
ミニ・シアターでは大スクリーンや大劇場ではない、
落ち着いた空間を提供してくれますうっとり
恵比寿はそれに優雅さがプラスされている気がしますうっとり
何か見たい映画が恵比寿でやっているときは、ぜひ恵比寿で見てみてほしいです人差し指

ガーデンシネマの方には新旧問わず、北欧のいい映画をたくさん上映していただきたいと切に思う今日この頃ですお願いお願いお願い

 


年季入ってますね・・・

 
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【CL Review】「フレンチアルプスで起こったこと」

 


やはり今年も猛暑になりました
肌に刺すような日差しにスチームのような熱気
「何とか涼みたい 」という無理やりな理由をつけて、
先日スウェーデン映画 「フレンチアルプスで起きたこと」を見てきました。
原題は「Turist」、英語名は「Force Majeure (不可抗力)」・・・。
映画を見ると、やっぱり個人的には「Turist」がいいかなと思います。

ストーリーは、フレンチ・アルプス に休暇に来たスウェーデン家族の話。
日頃「仕事人間」の父親はこの休暇で家族サービスを図る。
2日目。家族でスキー⛷をひとしきり楽しみ、眺めのいいテラスでのランチを楽しんでいると、
施設が人工的に起こした雪崩がテラスを飲み込む  !!
幸い怪我はなかったものの、家族はその雪崩の中で父親がとった行動に失望し
ぎくしゃくし始める・・・。
どれだけ気まずさに耐えられる?

その後の展開はともかく「きまずい」。
ヴィヴァルディの「四季・夏」がところどころで鋭く突き刺さる。
余談ですが、「夏」なのになぜか冬をイメージさせることにこの映画で改めて感じました。
(あまり夏っぽく感じないのは蒸し暑い国にいるせい??)
暗い映画館で大音量ならではの迫力。
「気まずさ」も負けずに迫力があります。
そう感じるのはこの出来事が自分たちにもあり得る話だからかもしれません。
原因は様々でも、旅行中、特に海外旅行には起こりやすい気がします。
よりによって旅行の始めに起こったりしたときは、つらいですよねぇ。
また、妙な「間」が観客にも気まずさを感じさせるのです

          
 
もう一つの楽しみとしては、やはりデザイン。
家族が泊まったホテルがステキ
スキー場の各施設もおしゃれでした
役者の背後にありながら、印象的に見えるのは
デザイン大国出身の監督だからなのでしょうか。
            

いい映画なのかどうか、正直何とも言えません。
でも、すごくユニークな映画であることは間違いないです。
この映画は映画館で見ることをお勧めします!
密室の大画面でこの気まずさをぜひ体験していただきたい。
雪風景だけでなく、音楽、演出(?)も含めてあなたを寒くさせます。
少なくとも私は寒くなりました。



映画館を出た後の温度差が辛かった…。
 
        
そう言えばホテルの(ニヒルな?!)スタッフがタバコを吸っていたのですが、
禁煙じゃないって、今時珍しいホテルですね・・・。
 




 

 

 


【CL Review 番外編】「ロシアン・ドールズ」

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今年の始めに番外編として掲載したブログの中で、C. クラピッシュ監督の映画
「ニューヨークの巴里夫」を見て『前作の印象が薄いからもう一度見なければ』
と書いて早半年近く・・・。

先日なんとなくWOWOWにチャンネルを合わせたら、「ロシアン・ドールズ」が放送されていたので、即、録画
                
少し話題から逸れますが、家の近所にはレンタルDVDショップがないので、
WOWOWに入ってます。
映画のほかに、海外ドラマ(と言っても最近あまり好きな ドラマが少ないのですが)、テニス(錦織クンの成長も見てきました!)、「プロジェクト・ランウェイ」なんかも好きなので見続けています。
劇場未公開映画 も放送したりもしているようなので、北欧映画祭で上映されたのに見れなかった映画も見れるかも、と思いながら見続けてもおります。

           

やはり、自分の記憶通り、バタバタ劇はなかったものの、
フランスらしい、クラピッシュ監督らしい、いい映画です。
まず、オープニング・クレジットがいつもおしゃれ。
この前の「タイピスト!」もオープニング・クレジットが
おしゃれでした
エンド・クレジットもひとひねりあり。

この映画ではパリ、ロンドン、サンクト・ペテルブルクと3ヶ国関わっていました(なんで覚えてないんだ??)。
パリもロンドンも中心地は出ていました。
ロンドンはパリとのコネクションになるユーロ・スターの元発着地、
ウォータールー駅や、パリだとシテ島など。
しかし 観光地から一歩ずれた感じ。
ロンドンは「ピカデリー・サーカス」とは言うものの、
「ここがピカデリー・サーカスです!」というような絵がない。
私たち外国人が考える典型的な絵が出てこないところがいいのです

主人公グザビエがお母さんと電話する場面では背景の建物 にお母さんを映し出す…
この方法は全仏オープン・テニスでも似たような方法が使われていたので、
なぜか自分にはとてもフランスっぽく感じます。
日本だと漫画のような吹き出し的な発想でしょうか。

          
 
他の見どころをあげると・・・。
レトロ感ある音楽
グザビエのおじいちゃんが可愛くて要注目
 監督もチラりと出演
また、クラピッシュ専属(!?)俳優のあの人は、
この作品では主人公の家のお隣さんでした

           

ちなみに「スパニッシュ・アパートメント」のフラット・メイト達も登場。
bottom デンマーク人の彼も出ています。

「バタバタ」はないけど、所々でフレンチ、クラピッシュのエスプリがちりばめられた映画でした

DVDや録画して見ると、画面の細部まで見ることができるので、
このようなこだわりのある映画は映画館で見た後にもう一度見直すと
120%楽しめるのかもしれません

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こんなのあるんですね。
一気に見たい方はこちらがいいかも。



フィンランド〜徒然ブログ

何か一つを考えると次々と浮かんでくるもので、先日小林聡美さんの記事で様々なことを思い出しました。

やはり「かもめ食堂」。
ヘルシンキの街が浮かび、爽やかな風が浮かび、
あぁ、フィンランドの人も出ていたなぁと。
その中でかもめ食堂に盗みに入った男を演じた
マルック・ペルトラさんを思い出し、
亡くなったんだよなぁ、と惜しみ、彼の作品を思い出しました。
 
2002年公開の「過去のない男」。
滞在中のロンドンで公開を知りましたが、
100%英語で理解できなかったので、日本で見ることにしました。
フィンランド、映画ファンの方ならご存知かと思うので、ぜひまた良さをシェアしたいと。
遅まきながらこの映画を見てカウリスマキ監督の映画にはまりました。
棒読みに近く、動きが少ない、まるで漫画を見ているような。また、感情があまり出てこない。
記憶喪失の主人公が乗った列車の食堂車で寿司と日本酒が出てきますが、
ほぼ驚かず、食べて、飲む。
これまで自分で見てきた映画にないタイプでした。
また、音楽もレトロで、すごく独特の世界でした
(食堂車でのBGMはレトロ感のある日本の曲。よく見つけてきたな、と)。

英米のブロック・バスター的映画だと、ニューヨークやロンドンの名所がここぞと出てきますが、
彼の映画にはそんなところは出てきません。
そこのところ筆者お気に入りの一人、
クラピッシュ監督と共通することろです(「猫  が行方不明」とか)。
「いかにも」的がないところがいいのです

                   

こういうひねった映画を見ると、ますますブロック・バスター、
ハリウッド的映画から遠のいてしまいます。
次の作品はいつ日本に来るんだろう??

「小林聡美さん」から最後は「カウリスマキ監督」になりました・・・ 


ポスターのタイトルもレトロ。
ちょっとヒッチコック風な感じも
でもタイトルのようなサスペンスな映画ではありません。
(その「裏切り感」が笑える)

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「1粒で2度おいしい」
「街のあかり」も見れちゃいます。




【CL Review】The Boss Of It All

 



今開催中の「トーキョー・ノーザン・ライツ・フェスティバル」で今回は初日の「ボス・オブ・イット・オール」 を見てきました

監督はデンマークのラース・フォン・トリアー。
10のルールにのっとって映画製作をする「ドグマ95」を立ち上げた監督。衝撃的、革新的でハリウッドの主流とは離れた映画を作り続けていますが、自分は「Dogville」、「The Kingdom」をギブ・アップした経験があり、自分の中で「ちょっと"複雑系"」と勝手に位置付けていました
その監督がコメディーを作っていたということで、「これなら少し軽い気持ちで見られるかな」と、見ることにしました


                

会社社長のラウンは架空の社長を仕立てあげ、嫌われ役を架空の人物に向けさせていたが、会社を売ることに決め、その嫌われ役を売れない役者を雇いうまく乗り切ろうと考える・・・・。
このあらすじからしてすでに「ややこしい」。
あまり回転が良くない自分はあらすじがわかっていても理解するのに少し時間がかかりました
状況もわからないで放り投げだされた役者がどう乗り切るのか、また異常にデンマーク人を嫌う、売却相手のアイスランド人など、大爆笑ではないけれど、くすくす笑えてグッドでした。
なぜか「グラン・ブルー」のジャン・マルク・バールも出演。「友情出演」的な感じ?

見た目で笑わせようとしたり、押しつけがましいハリウッド型コメディーは好きではないので、「やっぱりヨーロッパ映画はいいなぁ」と思わせてくれる映画でした

                    

今回は見たい映画がたくさんあったのですが、仕事も休めず、見ることができないのが残念 
できれば一般公開してほしいです
恵比寿に映画が返ってくるし(ミニ・シアター・ファンにはちょっと朗報です!)、もっとチャンスが増えることを切に願います。

【CL Review 番外編】 「Casse-tête Chinois」



 


また番外にはなりますが、年末に  待望のクラピッシュ監督の  映画を見に行ってきました!
オリジナルが人気作品だっただけに、さすがに今回は映画館で見ることができました

2004年に上映になった「スパニッシュ・アパートメント」の続編第3弾「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」。
なかなかいいネーミングだな、とは思いましたが、やはり原題の「中国のパズル」をうまく生かしてほしかったなと思います(難しいとは思いますけど)。
1作目が「スペイン」、2作目が「ロシア」、3作目が「中国」となりますが、ニューヨークを舞台にしてなぜ中国なのかは映画を見るとわかります。
ニューヨークなのに「ニューヨーク」とタイトルにつけないところが個人的に大好きです
1作目、学生だった主人公が2作目で伴侶を見つけ、3作目で人生の岐路に立つ。
実のところ2作目はそんなに強い印象がなかったのですが(もう一度見直さなくては!)、今回はたくさんの人が絡んで大騒ぎになる、「クラピッシュ節」が楽しめます。

       
彼の映画には最初の作品からずーっと出演しつづけている俳優さんがいます。
私は途中から彼の存在に気がつきました。
ウィキペディアで  調べると、クラピッシュ監督のすべての作品に出演しています。
今後はクラピッシュ監督がどんな映画を作るのか、は勿論のこと、彼がどんな役柄で登場するのかも楽しみです
既に東京は公開が終了しているようですが、DVDでぜひチェック していただければと思います。
・・・とは言え、やっぱり映画はビッグ  スクリーンで見るのが一番です




CL Review 「シンプル・シモン」


Full of Sweden! - 「スウェーデン」にどっぶり!

「シンプル・シモン」は2011年アカデミー外国語映画のスウェーデン代表作品で、
アスペルガー症候群を扱いながらもユーモアを交えてポジティブに描いた映画です。

アスペルガー症候群を患う青年、シモンは自分の計画通りにいかないと、
「ロケット」に閉じこもります。
そんな彼を、弟思いの兄サムが根気強くほぐしていきます。
ところが、彼のせいで彼女に振られてしまったサムは、
ショックからシモンを突き放してしまいます。
ペースを乱されたシモンは大混乱  。
元の生活に戻るにはサムに「完璧な彼女が必要」と、彼女探しを始めます
その中で見つけたイェニファーへ接近を試みることに・・・。

スウェディッシュ・モノが満載!
特にサムたちのフラットは壁の色から小物までかわいいものだらけ
またシモンの好きな「赤」が映画の所々で印象的に使われています。
個人的にはサムを振った彼女の家の玄関の手すりがとてもお気に入り。
あと、お兄ちゃんのバイクもかわいい赤ですっ!
後半に出てくるジャンプ・スーツも「青」ですが、かわいい・・・
また、シモンの上司の部屋のレトロなインテリアも味を出します。
音楽も、もちろんスウェディッシュポップがちりばめられ、
映画に爽快感を加えています
笑いあり、爽快感あり・・・久しぶりな至極のひと時でした
...と言ってもあまり最近映画を見ていませんが...。
...と言うよりもっと北欧映画をたくさん上映してほしいです  !!

なんとこの映画、ペア券で1人1,000円で見れました  !!
「ペア券」なんて死語かと思うくらい、最近お目にかかったことなかったのですが、
しかも8%に煩わされているご時世で1,000円とはっ!!
なのにチケットは上質!  栞  にもなっちゃいます
映画の日もありがたいのですが、決められた日なので、
実際なかなかその恩恵を受けられません
このように映画館が、映画業界が太っ腹  になってくれれば、
またみんな戻ってくるかも 。
そうすればもっと良品な小品も映画館で見られるようになるかもしれません 
いい映画館で上質の映画を見る...心が豊かになります

最近、小品だと1か月くらいで終わってしまうものが多いですが、まだ見れますっ!!
ヒットしている証拠です 
まだ見ていない方、映画館で見てください  !

この壁紙の「青」もめちゃステキっ!




King Curling


先々週1週間開催されていた「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル」の最終日の最終回に行ってきました。今回は連休中に行くことができなかったので、あきらめようと思ったのですが、再度スケジュールをチェック。暗く、滅入る映画ならやめようかと思ったのですが、写真を見て滑り込みで行くことにしました。

             


ウィル・フェレルかどうかはわかりませんが、確かに「俺たち」シリーズのような70年代のにおいがプンプンする映画です。出てくるキャラクターは全員クセ者!最後の最後はかなりドタバタな感じがしましたが程よく笑ってすっきり。特に気に入ったのは色使い 。写真のユニフォームでもわかるように、あまり日本では使われない色使いやセットがかわいく、印象的でした。主人公の家はかなりピンキーでしたが  、実況で使用されていたヘッドフォン  マイクもブルーだったり、それらを見るだけでも楽しめる映画だと思いました。タイプは違うのですが、「キッチン・ストーリー」を思いだしました。中高年の男の友情を描いた映画は、ちょっと内容を聞くと男くさい感じがしますが、主人公の家がカラフルだったり、出てくるものがかわいかったこともあり、全体的にほのぼのとしたマイルドな感じの印象がありました。今回の映画もそんな感じ。イケメン  は1人もいないし、どちらかと言えばあまりアップで見たくないほど「ユニーク」な面々なのに、全体的にマイルドな印象を受けたのは、そのデザイン・センスにあると思いました。

                             

なかなか楽しい映画だったなぁ、と思ったのですが、配給先がなく、フィルムも「借り物」ということで、現時点では日本公開はないそうで、とても残念です。面白くないアメリカ映画はたくさん入ってくるのに、ヨーロッパ映画はあまり入ってこないですね。もしくは期間が短すぎて見逃してしまいます  。ヨーロッパ映画は建物が美しいので、背景をみているだけでも楽しいのに。DVDなら見られるものもありますが、やっぱり大きな画面で見たい。最近ミニ・シアターも減ってきているのもすごく心配です。今年はできるだけたくさん映画を見たいと思います。
みんなで映画館に行こう!!


フィンランド映画祭:"MY"フィンランド映画史に新たな一面

 
宮あおいちゃんの「フィンランド映画風」CMが巷に流れている今日この頃。私のフィンランド映画に対するイメージはまさにソレ。

そんな中、今回のフィンランド映画祭は話題映画の上映と、その監督が来るということで、座席指定開始日の午前中にお台場に行き、「フィンたん」のムビチケをゲットし、 座席を確保!
気合入れました・・・・・
その話題の映画、「アイアン・スカイ」。
監督自ら立ち上げた「Wreckamovie」というウェブ・ページで出資を募り、またたく間に1億円ほどの資金になったとか。
タイトルは当然のこと、これまで自分が見てきたフィンランド映画からおよそ想像がつかない宣伝ポスター(一見アメリカの「おバカ映画と見間違えられかねない、ギリギリの線)。
   ↓    ↓    ↓


音楽ではヘビメタやエア・ギターで「ロック」なフィンランドも存じ上げておりましたが、映画では全く想定しておりませんでした(それとも私が知らなかっただけなのか)。
そんな映画を作るティモ・ヴオレンソラ監督を直でぜひ見たい ! 気合も入るわけです。
なんと、オープニングにはこの映画の後に上映だった「サイレンス」の監督であるサカリ・キルヤヴァイネン監督も登場しました(一粒で2度おいしい!?)。
実はこちらの映画とどちらを見るか迷いました−正統派映画と異色映画・・・・
結局新しい一面に期待をかけて「異色」を見ることに。


ティモ監督の登場にある程度予想していたものの、予想を上回るインパクト! 
大きい体に「ロック」な風貌、話し出したらとっても早口、しかも情熱的
監督を一言で形容するならば・・・・・・、

「フィンランドのタランティーノ!!」


彼の作品同様、自分がこれまで見てきたフィンランド映画史に(いい意味での)
「攻撃」を受けたような衝撃的光景でした(ちょっと大げさだけど・・・)。


ビデオカメラで録画しながら登場。
初来日の監督は日本のカルチャーにも興味シンシンだそうで。
今回の来日の記録から新たなアイデアが出てくるか?!


反対に、サカリ監督は映画のタイトルどおり(!?)物静かで、
話す速度もとてもゆっくり・・・・
「超」対照的でいながら、隣につられないマイ・ペースなところが共通するお二人
実は映画よりもこちらお二人のギャップの方が面白かった


2人とも舞台上では結構リラックス・モード。

メインであるティモ監督の作品ですが、映画自体は「宇宙モノ」なので、
そちらがお好きな方はたのしいかも。
勿論コメディー映画ではありますが、見た目で笑わせる映画とは違い、歴史、アメリカへの風刺、皮肉がきいた映画になっておりました。


上映後のティーチ・インでは、この映画を「待ちに待った」感の強い、
熱い方々からの質問が占めていたように感じます。
明らかにこれまでのフィンランド映画祭とは違う雰囲気?!


個人的には、正直申し上げて「映画館に足を運んでまで」という作品では
ないのですが、フィンランドでもこういった映画を作る人が出てきた(いた)という、一種の「衝撃」、IT 大国の中から生まれた新しい映画製作のあり方に触れ、とても興味深い日になりました。
これをきっかけにさらにたくさんのジャンルのフィンランド映画が日本で見られるようになるよう願ってやみません

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