フィンランド映画祭:"MY"フィンランド映画史に新たな一面

 
宮あおいちゃんの「フィンランド映画風」CMが巷に流れている今日この頃。私のフィンランド映画に対するイメージはまさにソレ。

そんな中、今回のフィンランド映画祭は話題映画の上映と、その監督が来るということで、座席指定開始日の午前中にお台場に行き、「フィンたん」のムビチケをゲットし、 座席を確保!
気合入れました・・・・・
その話題の映画、「アイアン・スカイ」。
監督自ら立ち上げた「Wreckamovie」というウェブ・ページで出資を募り、またたく間に1億円ほどの資金になったとか。
タイトルは当然のこと、これまで自分が見てきたフィンランド映画からおよそ想像がつかない宣伝ポスター(一見アメリカの「おバカ映画と見間違えられかねない、ギリギリの線)。
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音楽ではヘビメタやエア・ギターで「ロック」なフィンランドも存じ上げておりましたが、映画では全く想定しておりませんでした(それとも私が知らなかっただけなのか)。
そんな映画を作るティモ・ヴオレンソラ監督を直でぜひ見たい ! 気合も入るわけです。
なんと、オープニングにはこの映画の後に上映だった「サイレンス」の監督であるサカリ・キルヤヴァイネン監督も登場しました(一粒で2度おいしい!?)。
実はこちらの映画とどちらを見るか迷いました−正統派映画と異色映画・・・・
結局新しい一面に期待をかけて「異色」を見ることに。


ティモ監督の登場にある程度予想していたものの、予想を上回るインパクト! 
大きい体に「ロック」な風貌、話し出したらとっても早口、しかも情熱的
監督を一言で形容するならば・・・・・・、

「フィンランドのタランティーノ!!」


彼の作品同様、自分がこれまで見てきたフィンランド映画史に(いい意味での)
「攻撃」を受けたような衝撃的光景でした(ちょっと大げさだけど・・・)。


ビデオカメラで録画しながら登場。
初来日の監督は日本のカルチャーにも興味シンシンだそうで。
今回の来日の記録から新たなアイデアが出てくるか?!


反対に、サカリ監督は映画のタイトルどおり(!?)物静かで、
話す速度もとてもゆっくり・・・・
「超」対照的でいながら、隣につられないマイ・ペースなところが共通するお二人
実は映画よりもこちらお二人のギャップの方が面白かった


2人とも舞台上では結構リラックス・モード。

メインであるティモ監督の作品ですが、映画自体は「宇宙モノ」なので、
そちらがお好きな方はたのしいかも。
勿論コメディー映画ではありますが、見た目で笑わせる映画とは違い、歴史、アメリカへの風刺、皮肉がきいた映画になっておりました。


上映後のティーチ・インでは、この映画を「待ちに待った」感の強い、
熱い方々からの質問が占めていたように感じます。
明らかにこれまでのフィンランド映画祭とは違う雰囲気?!


個人的には、正直申し上げて「映画館に足を運んでまで」という作品では
ないのですが、フィンランドでもこういった映画を作る人が出てきた(いた)という、一種の「衝撃」、IT 大国の中から生まれた新しい映画製作のあり方に触れ、とても興味深い日になりました。
これをきっかけにさらにたくさんのジャンルのフィンランド映画が日本で見られるようになるよう願ってやみません


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